2015年11月02日
週末に届いた記事・・・・・
特徴
その名の通り、本種の最大の特徴になっているのは背骨に沿って生えているリッジバックである。この毛は首から尾の付け根にかけての間に走っていて、その部分だけ毛の生えている向きが逆になっている。リッジバックを持つ犬種は世界的に見ても珍しく、数種類しか確認されていない。
筋肉質の引き締まった体つきをしていて、胴と脚が長い。力強さと足の速さを併せ持っている。マズルの長さは普通で、太く先細りであごの力は強靭である。胸は深い。耳は垂れ耳、尾は飾り毛のない先細りのサーベル形の垂れ尾。コートは滑らかなスムースコートで、暑さに強い。毛色は赤みがかったフォーンかタンの単色で、耳は色が濃く、マズルはブラックになる傾向が強い。又、これに加えて胸にホワイトのパッチが入る場合がある。体高は雄64〜69cmで雌61〜66cm、体重は雄34kg前後で雌30kg前後の大型犬。性格は主人家族に忠実で従順、勇敢で状況判断力が非常に高い。ただし、自己判断力が高いので独立心も旺盛である。狩猟の際には非常に獰猛になるが、それ以外のときはのんびりすることが好きな一面もある。しつけは基本的に主人からしか受けず、家庭犬として飼育する際には一貫した厳しい訓練が必要となる。主従関係がしっかり築かれていれば飲み込みはよくなる。見知らぬ人や犬とはあまり積極的に接することはなく、常に主人のそばにいることのほうを好む。無理に家族以外の人と触れ合わさせようとした飼い主が激しく吠え立てられたり、噛まれたりするということも起こっているので無理は禁物である。元が猟犬種であるため運動量は莫大で、初心者が飼育するのは難しい犬種である。かかりやすい病気は大型犬でありがちな股関節形成不全や関節疾患、内分泌系疾患などがある。
ここから本文です(新聞の切り抜き)
10月23日、アメリカ・フロリダ州ジャクソンビルで、犬を散歩中の女性がトラックに轢かれて亡くなった。犯人はまだ捕まっていない。
事故当時、彼女が連れていたリッジバッグ犬のパコはその場から断固として動こうとはしなかった。5時間後、親族が迎えに来てようやく保護されたパコだが、悲しそうな目で現場に寝そべるその姿は、ネット上で多くの人の涙を誘った。パコの悲しみは深く、2日間はまったく食べ物を口にしなかったという。
パコは2005年、ハリケーン・カトリーナの被害を受け保護されていたところ、ケリー・ブラックさん(42)に引き取られた。それからというものケリーさんと深い絆を結び、幸せに暮らしていた。
生前のケリーさんとパコ
悲しみでいっぱいのパコの姿は、ケリー・ブラックさんの深い愛情を物語る。ケリーさんがひき逃げされたまさにその場所で横たわり悲しげな表情を見せるパコ
同じく悲しみに暮れる兄のトロイ・ボスティックさんはこう話す。
「パコは妹の心と魂でした。パコは事故以来、家から出ることもなくなりました。パコはドアや門の開け方を分かっていて、普段なら庭に出て行くんです。でも、ケリーがもういないってことを知っているんでしょうね。しばらく何も口にしなかったのですが、昨日ようやく食べてくれました」とボスティックさん。
20年以上もトラックのドライバーを続けてきたボスティックさんは、事故について多くの人が知るようになって、目撃情報が集まる可能性も高くなるのではないかと期待している。
ケリーさんは金曜日の朝6時頃、パコさんと散歩中にガソリンスタンドの駐車場でトラックにはねられた。そこから120m引きずられ、現場に置き去りにされた。
「どんなことでも情報を提供していただければ、家族の気も少しは楽になるでしょう。私は20年以上もトラックの会社を経営してきましたが、この事故以来眠れませんよ。どうしてこんなことになったのか。しかも目撃者が全くいないんです」
警察が現場に到着した時もパコはその場を離れようとしなかった。
パコはその一部始終を見ていたはずだ。だがそれを伝えるすべがない。目の前で大好きな飼い主を失ったパコの哀しみは相当なものだろう。そして無力な自分に口惜しい思いをしているはずだ。事故現場一帯の監視カメラの映像を公開するなどして、一刻も早く犯人を見つけて欲しいものだ。
生前のケリーさん
via:viralnova・actionnewsjax・.nydailynews・translated hiroching / edited by parumo
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